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基本情報

Entech 7200Aは、キャニスターで採取した大気試料から、水分や大気成分を除去して揮発性有機化合物を濃縮し、GC-MSに導入するための濃縮装置です。

特長・機能

High Throughput

7200Aに搭載された新しい技術、EFIT(Extremely Fast Injection Technology)により、試料のカラム注入速度を制御することで従来よりもカラム長を短く、内径を細くしても同等の分離を可能にします。 HAPs測定においては測定サイクルを3分の2に短縮できます。

3ステージ濃縮

Extended Cold Trap Dehydration

液体窒素で低温にしたEmpty TubeとTenax Trapに試料を通過させることで水分をEmpty Tubeに留め、VOCsをTenax Trapに濃縮させ、他の成分は破過させます。その後VOCsのみをCryofocuserに移送し、急速加熱によりGCに導入します。

仕様・環境

仕様

試料等導入ライン数試料:4、内部標準:1、校正標準:1
濃縮モジュール温度-180 ℃ ~ 230 ℃
クライオフォーカスモジュール温度-190 ℃ ~ 100 ℃
試料濃縮量通常:10 ~ 1000 mL / ループ:0.5 ~ 2 mL
試料計量方式電子式圧力制御による計量
外寸W 241 × D 572 × H 457 mm
質量約 19 kg
電源単相100V

アプリケーション

技術情報

アプリケーションノート

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