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本装置はPC/LTの冬用タイヤの氷路上での制駆動試験を主に行う事を目的として設計された試験機です。
氷上試験においては、まず、氷路を作る為に試験室をマイナス温度へ冷却します。
気温と同等に冷えた極低速回転しているドラム内面に散水して水膜を凍らせて氷厚を上げていきます。
厚さ50mmの試験氷を製氷します。その後、数時間焼鈍しを行い、氷の強度を上げます。
製氷された凹凸のある氷表面をバイト式氷切削装置にて切削し、平滑な氷路面を作りす。
平滑になった氷面へタイヤを押し当て、各試験を実施します。
コーナーリング試験結果グラフ |
μ-s試験結果グラフ |
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試験タイヤ | 外径 400-1050mm 幅 Max450mm |
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ドラム径 | Φ4000mm |
ドラム周速度 | Max250km/h 正転/逆転 |
測定レンジ | Fz ±15kN |
Fx ±10kN | |
Fy ±15kN | |
Mz ±1kN | |
Mx ±10kN・m | |
俯角機能 | スリップ角 ±10° |
キャンバー角 ±5° | |
試験項目 (氷上、ウェット路面) |
制駆動試験 |
コーナーリング試験 | |
制御装置 | 計測操作卓 1台 |
計測制御盤 1台 | |
モータ動力盤 | |
試験データ管理 | パーソナルコンピュータ ※専用アプリケーション使用 |