火力発電所における制御と監視

環境負荷の低い電気を確実にお届けするために

昨今の火力発電所の需要の高まりにおいても、西川計測の技術が活かされています。火力発電所では化石燃料・天然ガスを燃やして発生させた蒸気で蒸気タービン発電機を回して発電しています(汽力火力)。

これらの機器の効率を上げることはCO2の排出量削減に直結するため、高い性能が求められています。近年はガスタービンと蒸気タービンを併用して発電するコンバインドサイクルプラント(GT火力)が数多く建設されており、より高度な技術が求められています。

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水質監視

設備の効率及び寿命の保持並びに低下の防止、法令順守を目的に、水質に対しても、水質基準並びに水質管理方法に関して規定されています。

溶存酸素分析計やPH計、導電率計などの各種分析計で水質を監視して制御しています。当社ではお客様の設備に合った製品をアレンジ・提供致します。

環境データ処理装置

火力発電所では、発電量と排出されるガス量等を合わせて地元自治体へ送信し、規制値内で運転を行なっていることを定期的に報告する義務を負っています。

そのため、排出されるSO2やNOxなどの環境関係ガス量を正確に計測・演算し、記録・送信するシステムが必要となります。当社ではこれらを自動システム化した信頼性の高いものを長年納入し続けております。

気象観測装置

風向・風速及び雨量計、降雨強度計などのさまざまな気象観測計器を用い、記録及び監視するシステムです。発電所周辺の気象状況を把握し、さまざまな運用の判断材料に利用されます。発電所の建設工事の際にも、作業環境の安全監視用途として利用されます。

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