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モジュール方式の統合型計測器 スコープコーダDL950

より速く、より多く、より使いやすく。
モジュール方式の統合型計測器 スコープコーダDL950

2021年2月17日一覧へ戻る

 

概要

スコープコーダDL950は、ディジタルオシロスコープの使い勝手と多チャネルデータレコーダを融合したモジュール方式の統合型計測器です。
低電圧から1000Vまでの絶縁アナログ信号、ディジタル信号、エンコーダ信号、車載ネットワークのCAN/ CAN FD/ LIN/ SENT通信信号、振動やひずみ、温度などNVH信号を同時にデータ収録し、データ表示、分析ができます。
タッチパネルによる直観的操作、200MS/s高速サンプルレート、最大8Gポイントメモリー、複数台同期で最大160CH、10Gbpsイーサネットなど豊富な機能を搭載しました。

主な特徴

●200 MS/s高速サンプリング/10Gbps高速データ転送

最大200 MS/sのサンプルレートで高精度に異常信号を捉えます。大容量の測定データも10 Gbpsイーサネットの超高速通信を使ってPCへ短時間で転送します。

多彩なプラグインモジュール

温度、加速度、ひずみ計測など、さまざまなプラグインモジュールをご用意。電気信号以外の信号も多チャネルで捕捉し、相関関係を解析できます。最大160チャネルの同期運転もサポートします。

タッチパネル/アプリケーションメニュー

12.1型大画面にタッチスクリーンを搭載し、直観的な操作を実現。
新設計のアプリケーションメニューでよく使うアプリケーションを簡単に設定できます。

対応アプリケーション
電力解析※1、高調波解析※1、エンコーダ回転角算出※2、デ ュアルキャプチャ機能(低速サンプリングでモニタリング + 高速サンプリングでトリガ計測)、かんたん記録設定(メモリーレコーダモード)、ひずみゲージ式変換器計測※2、Wave Windowトリガ(電源異常検出)
※1 /G05オプションが必要です。 ※2 /G03または/G05オプションが必要です。

●さまざまな記録方法をサポート

DL950は大容量メモリー・ストレージで、さまざまな記録方法をサポートします。

①内蔵メモリー

最大8 Gポイントのメモリーを搭載、200 MS/sでも最高20 秒間の連続記録を実現、俊敏な信号変化を取りこぼしません。
※ 1CHに割り当てられるメモリーは最大4 Gポイント

②内蔵SSD(/ST1オプション)

512 GBの内蔵SSDに、最速2 MS/sで長時間記録が可能。デュアルキャプチャでの波形も記録できるので、車載での耐久試験やまれに起こる突発的現象の捕捉に役立ちます。

③フラッシュアクイジション(近日発売)

DL950 本体のフラッシュメモリーに最速20 MS/sで長時間記録が可能。車載や現場での試験など、PCを持ち込めない環境での高速サンプル記録に役立ちます。フラッシュメモリーは不揮発性なので電源を落としてもデータが消えず、記録データをあとでPCへ転送できます。

④PCストリーミング

IS8000ソフトウェアを使い、USB、イーサネットまたは10Gイーサネット(/C60オプション)経由で、PCのストレージへ長時間記録が可能です。

その他、SDメモリーカード(最大128GB)やUSBストレージ(最大8TB)、ネットワークドライブも使用可能です。

●統合計測をマルチユニットでサポート

最大160チャネルの複数台接続
(/C50オプション

メインユニット1 台に対し、最大4台のサブユニットを光ファイバコードで接続すると、最大160チャネルまで拡張が可能です。測定スタート/ストップ、トリガタイミング、サンプルクロックを同期できます。

時刻同期 IEEE1588/IRIGとGPS
(/C35・/C40オプション)

IEEE1588信号で時刻同期することができます。また/C40オプションならIEEE1588マスター信号を出力し、他のIEEE1588対応測定器と時刻同期できます。IRIGとGPSを使った時刻同期も可能です(/C35オプション)。

車載シリアルバスモニターCAN/CAN FD/LIN/SENT

各種センサーからのCAN FD, CAN, LIN, SENTといった主要な車載シリアルバスを流れるデータのトレンド波形を表示。温度、振動、モーター回転数などと同時に計測できます。

アプリケーション例

EV向け2モーター/4モーターシステムの評価

HEV(ハイブリッド電気自動車) システムの開発では、駆動輪それぞれにモーターを直結させる、2モーターシステムや4モーターシステムが採用されています。これにより従来のパワートレインが不要になり車両のデザイン性が高まったり、4 WDを制御し、雪道走行の不安を取り去ります。マルチチャネル・高速絶縁のDL950なら、複数台のモーターシステムでも同期を取りつつ信号を捕捉し、全信号を解析することができます。

ノイズに強いDL950

インバータ前段(バッテリ側) の直流電力消費トレンドと同時に、タイヤを駆動する三相モーター側の交流電力トレンドを計測します。発電用モーターも含めてすべてのインバータの入出力を同時計測し、変換効率を評価することができます。DL950の耐ノイズ性能により、インバータのスイッチングノイズやモーターなどの大きな電磁界コモンモードノイズが発生する環境でも測定対象の正しい波形を観測できます。
同時にECUからのCAN、CAN FD、LINやSENT 信号、および各部の温度上昇も捉えることができ、モーター・インバータシステムを総合的に評価できます。内蔵SSDへリアルタイムに長時間保存し、あとでゆっくり解析もできます。また、MATLABで解析可能な形式での保存も可能です。絶縁モジュールを使う場合、本体およびチャネル間が絶縁されているので、コモン電位が異なるポイントでも安全に測定できます。

統合計測ソフトウェアプラットフォーム IS8000

DL950をはじめ、弊社電力計や他社製高速カメラなどと同期計測が可能なソフトウェアです。計測設定、遠隔モニタリング、波形合成・比較解析、MDFファイル保存などをサポートし、テストシステム開発時間を短縮します。

電力値と波形データの高精度同期計測
高精度電力アナライザWT5000とDL950は、IEEE1588規格に準拠した高精度の時刻同期に対応しています。これにより、電力測定値と高速に変化する物理量を誤差500 μs未満の高精度で同期させ、IS8000上で1つの波形ウィンドウとして表示します。より効率的なモーター・インバータの設計に欠かせない効率評価やECU設計に効果を発揮します。

PCストリーミング
DL950とIS8000を組み合わせることで、PCのストレージにリアルタイムに直接データを記録することができます。10 Gbpsイーサネットを使えば、最大10 MS/s(8 CH)で記録可能です。

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