基本情報
あなたのGCはコンプレッサーエアーで満足していますか?
GCシリーズゼロエアー発生装置は、オイルフリーコンプレッサーからの圧縮空気を通すだけで炭化水素フリーのドライエアーを安定的に供給するガス発生装置です。
装置を設置するだけで簡単に炭化水素&一酸化炭素0.1ppm以下のクリーンなエアーを手にすることができます。
ガスクロマトグラフの検出器、FID, NPD, FPD, PFPDに用いれば、高圧ガスボンベの管理から解放されるか、コンプレッサーエアーのバックグランドノイズから解放されるでしょう。
特長・機能
GCのパフォーマンスを引き出す
検出器の助燃用ガスであるエアーに含まれる炭化水素は、検出器のバックグラウンドとして検出されます。もしあなたが高感度に分析をされたいのなら、バックグラウンドはもちろん取り除くべきです。
GCシリーズゼロエアー発生装置を使えば、スイッチを入れるだけで面倒な設定なしに、圧縮空気から内蔵された触媒やフィルターが炭化水素やパーティクルを取り除きます。
簡単な運用
コンプレッサーを設置し(もしあなたのラボに圧縮空気源があればそれを使えます)、GCシリーズと配管を接続し、スイッチを入れるだけ。あとはなにもすることがありません。
ラボの安全とコストの削減
もし今コンプレッサーエアーをお使いなら
GCシリーズを使えば炭化水素のバックグラウンドのみならず、検出器のメンテナンスコストも取り除いてくれるでしょう。
もし今高圧ガスボンベエアーをお使いなら
GCシリーズを使えばボンベ購入コスト、ボンベ設置スペース(屋外のボンベ庫 or シリンダーキャビネット)を削減でき、ボンベ管理の煩わしさから解放され、より安全なラボになります。
仕様
仕様
モデル | N-GC1500 | N-GC3000 | N-GC6000 | N-GC15000 | N-GC30000 |
---|---|---|---|---|---|
ゼロエア流量 | 1.5L/min | 3L/min | 6L/min | 15L/min | 30L/min |
炭化水素濃度 | 0.1ppm以下 (入口炭化水素:100ppm以下条件) | ||||
一酸化炭素濃度 | 0.1ppm以下 (入口CO:50ppm以下条件) | ||||
パーティクル 除去 | 0.5µm以上の不純物を99.99%除去 | ||||
入口エア圧力 | 0.45~1.00MPa | ||||
出口エア 最大圧力 | 0.65MPa (圧力損失0.1MPa以下) | ||||
入口エア 最高温度 | 40℃ | ||||
出口エア 温度 | 周辺温度+15℃ | ||||
継手 | 入口:1/4″ NPT / 出口:1/8″ NPT | ||||
起動時間 | 45分 | ||||
外寸 | W 550 × D 230 × H 410 mm | ||||
質量 | 5kg | 9kg | 12kg | 22kg | |
電源 | 100V/1.15A |
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Agilent Technologies
よくある質問
よくあるご質問
Q1:触媒の寿命は?
A1:約3年です。なお、N-GC1500以外のモデルはタイマーが内蔵されていて、26280時間(3×365×24)経過するとアラームを発報します。