基本情報
かんたんシーケンス追加 & スペクトル抽出Excelレポート
簡単な操作で、ChemStationのシーケンステーブルにサンプル追加ができます。ChemStationの操作に慣れていない方でも直観的に使用できます。複数人で一つの装置を共有して使用する場合等に最適です。さらに分析後に自動出力されるスペクトル抽出レポートは、DAD、TICクロマトグラムのピークの保持時間のスペクトルをExcelに出力しますので目的成分の確認が容易です。
シーケンス追加機能
- バイアルポジションは自動インクリメントまたは手入力ができます。
- メソッド名でシーケンス優先順位が変更できます。
- メソッド名でフローインジェクション(FIA)分析に対応ができます。
- メソッド名に対応したレポートが作成できます。
- ※サンプル追加画面はカスタマイズが出来ます。
スペクトル抽出レポート例
レポートフォーマットおよび内容はご要求に合わせてカスタマイズができます。
シーケンス追加の操作
オンラインChemStaitonを立ち上げるとメニューにEzSequence(Nishikawa)が追加された状態で立ち上がります。メニューの「シーケンス登録」マウスでクリックまたはキーボードのFUNC キーの「F12」を押下することでEzSequence設定画面が表示されます。
操作手順は、①⇒②⇒③⇒④⇒⑤⇒⑥⇒⑦
①positionは追加後に前回+1を自動表示(手修正可)
②sample nameはデータを振り分けるキーワード(先頭からn文字の規約)
③method nameはsample nameのキーワードにより一覧から絞り込み表示
サンプル名、分析メソッド、レポートの抽出分子量等を入力し[run sequence]ボタンでChemStationのシーケンステーブルに追加されます。追加後すぐにシーケンス分析が自動実行されます。
シーケンス追加のメリット
- 初めてでも直観的に使える(説明書要らず)
- 複数のオペレータが1台の分析装置を共通使用する場合など測定中に簡単操作でシーケンスの追加ができます。
- シーケンスを追加する際に測定待ちシーケンスの実行優先順番を変更することもできます。シーケンスの実行優先順位の変更は測定メソッド名で判断します。
- 測定終了後にサンプル名(sample name)をキーワードにRaw dataは個人フォルダーに振り分けて保存することができます。
- 測定データの保存フォルダーは、仮想ネットワークドライブにも対応しています。
スペクトル抽出レポートの詳細
かんたんシーケンス追加画面から追加した分析は、分析が終了すると自動でスペクトル抽出レポートが作成されます。スペクトル抽出レポートはChemStaionで積分されたDADクロマトグラム、TICクロマトグラム、ELSDまたはADコンバータ等のシグナルのピーク合わせを行い保持時間の早い順にピーク番号を付け、予め指定されたレポート様式に整形します。
スペクトル抽出レポートのメリット
- データ解析に費やしていた時間を大幅に短縮できます。
- リサーチレポートは、EXCELファイル形式で保存されるのでデータの二次活用ができます。
- 一測定終了後にサンプル名にてフォルダーを振り分けて保存することができます。
- オペレータのデータファイルを探す時間を減らすことができます。
こんなご要望にも対応可能です
- シーケンス追加はAgilent Technologies社のEzAccessを使うので、スペクトル確認レポートだけを導入したい。(シーケンス追加機能だけを導入したい)
- ターゲット質量が含まれるクロマトグラムのピークにマークを付けたい。
- マススペクトル上にスペクトルの最大強度値を表示したい。
- LC装置でUVスペクトルのレポートを作成したい。
概算価格
\2,500,000~(税抜)
※本製品は、お客様毎のご要望に合わせて開発を行う特注のソフトウェアです。ご要望の内容に合わせて自由に開発をすることが可能です。またそれに合わせて価格も変動いたします。
※上記概算価格には、Excelおよび据付作業は含まれません。
仕様・環境
動作環境
OS | Windows XP、Windows 7 日本語/英語 |
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解析ソフトウェア | LC/MSケミステーション:B.03.02/B.04.03 要相談 |
Microsoft Office | Excel 2003/Excel 2007/Excel 2010 日本語/英語 |