状況
昨今は自動車の(ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン)排ガスから車内環境のVOCまで様々な法規制が強化されてきており、今後もそれらは強化され続ける事が予想されます。必要とされる分析濃度は通常我々が過ごす居住空間よりはるかに低いものであり、その分析環境の重要性が高まり問題になっています。
装置概要
一般的なクリーンルームの機能に加え、揮発性有機化合物を低濃度の域まで除去することで、安定したガス分析が行える環境を提供致します。

仕様概要(例)
温度 | DB25±2℃ |
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湿度 | RH50±10% |
洗浄度 | クラス10000 |
サイズ | 100m2以上 |
対象 | ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンセン、トルエン、キシレンなど揮発性有機化合物 |
各物質 | 1ppb以下 |
特徴
- 対象物質に最適な活性炭フィルターの選択
- 外部空気が入り込まない室内揚圧コントロール
- 揮発性ガスの発生を抑えた部材を使用した施工
- 有機溶剤使用の為のドラフトチャンバー・卓上フード・スクラバー設置